お彼岸

ume 梅に花の蕾がつきはじめました。寒い日が続き各地で大雪の被害がでており、自然の脅威というものを感じずにはいられません。

先日、とある講演を東京まで聴きに行ってまいりました。衆議院議員小泉進次郎氏の「情熱と気合い」と題した講演でした。その講演の中で東日本大震災の話がでてまいりました。とある母親と娘さんの話で、震災で母親が瓦礫の中に埋もれてしまい、娘さんは津波が来る直前まで必死に母親を助けようとしましたが自分の力ではどうすることもできませんでした。自分の母親とこのまま津波にのまれるか、それとも母親のために自分は生きるべきなのか、究極の選択を迫られたそうです。自分を振り返ってみましても、このような究極の選択を迫られたことはございません。みなさまはどうでしょうか。

最終的に母親の為に自らが生き残る苦渋の選択をされたそうです。このことを期に、娘さまは一念発起されたそうです。海外に留学し、世界の様々な状況にいる人々を見てきて、自分の経験したことは他の方に比べればたいしたことございません。私はこれから、人々のお役に立てるような仕事に就きたいと申されたそうです。

人の為に自分は何ができるのか、この言葉は私の心に響いたと同時に、自分を今一度顧みる機会となりました。

もうすぐお彼岸でございます。お彼岸は一週間ございますが、ご先祖に与えて頂きましたこの命のありがたさを感じ、常に報恩感謝の心を忘れず、いまいちど日頃の自分を振り返る期間でございます。

どうか、このお彼岸の一週間、自分を顧み暖かい春の訪れを感じると共に、皆様にとりまして身も心も暖かい春の暖かさを感じられ充実した生活が送れますことをご祈念申し上げます。

合掌